ケミカルガーデン


 ケイ酸ナトリウムの水溶液に金属塩を入れると結晶が上に向かって伸びていく。この様子が、植物が種から芽を出して生長していくように見えるので『ケミカルガーデン』と呼ばれている。
 容器の濃度を変えれば見る間に伸びていったり、ゆっくり伸びたり、形や太さも違ってきます。入れる結晶によっても速さや色は違います。

原理

1) ケイ酸ナトリウム(別名:水ガラス)の水溶液に金属塩の結晶を入れると、反応して水溶性のケイ酸塩が出てきます。ケイ酸塩は膜となって結晶の表面を覆う。

2) この膜は半透膜といって、水だけを通します。内部膜の方が、濃度が高いので外側から内に水が入ります。この現象を浸透といいます。

3) すると膜が破れてしまうのですが、結晶の下部よりも上部の方が水圧は低いので膜は上に向かって破れます。

 これが連続してあたかも茎が伸びていくように見えるのです。


 

 

たとえばこんな色が出ます。

塩化マンガン

・・・
ピンク
塩化コバルト ・・・ 青紫
塩化鉄(II) ・・・ 緑から白
塩化鉄(III) ・・・ オレンジ
硫酸ニッケル ・・・
硫酸亜鉛 ・・・
硫酸銅 ・・・

 全体的に溶液が濃いほど速く伸びます。
 特に塩化コバルト、塩化鉄などは見る間に伸びていきます。


Back